タイ王国からのインターンシップ学生をリクルート!
インターナショナルビジネス学科では、卒業生がホテルに就職するケースが多く、県内のシティホテルやリゾートホテルに多数の就職実績があります。このため、インターナショナルビジネス学科の留学生がインターンシップでもお世話になることが多く、その意味でも、これらホテルとは強いパイプがあります。
コロナ禍以前から、宿泊業界における人手不足は大きな課題となっていましたが、今後のインバウンド観光客増加が予想される中、その重要性はますます大きくなると思われます。
このような地域・全国レベルの課題解決の一助となるよう、海外からの学生インターン誘致を推進しようと、今年2月、筆者は、タイ王国のバンコク市内とチェンマイ市内の4年制大学10校を訪問してきました。学生たちの専攻は、ホテル・観光・調理・日本語(日本文化)など様々ですが、コロナ禍の収束と共に、あこがれの日本でのインターンシップに対する関心は非常に高く、学生たちは、熱心にメモを取りながら説明を聞き、積極的に質問の手を挙げていました。
タイ王国訪問は筆者にとって初めてでしたが、『微笑みの国』という別名がついているだけあって、ホテルやレストランでの接客はフレンドリー、かつ『品』があり、日本人観光客に人気の訪問先となっていることが、実感として理解できました。また、信仰心の厚い仏教国でもあるので、様々な人々の振る舞いが、非常に穏やかで礼儀正しいことも印象的でした。
本格的な県内・県外の温泉リゾートのホテルへの受け入れは、2024年からになる予定ですが、年内は、テストケースとして県内温泉リゾートで3ヵ月のインターンシップのため、数名が来日する予定で準備を進めています。インターンシップで日本語をブラッシュアップし、専門的スキルを学んだあとは、日本国内のホテルに就職するタイ学生も出てくるかもしれません。彼らの来日がとても楽しみです!