内川エリア未来の活動発表会に参加
かわべ開放weekの実施から見えてきたことを発表
3月4日(土)、放生津コミュニティーセンターで開催された第5回かわべの会議(射水市役所主催)に参加し、かわべ開放week期間中に収集したアンケート結果について発表をしてきました。私たちが行ったかわべ開放weekでの取り組みとアンケート結果からたどり着いた内川エリア活性化にむけての視点は2つ。
未来へ向けてまちなみを保存し、内川の魅力である「静かで落ち着いた雰囲気」を継承する
景観をアップデートするモノ・コト・バショについてアイディアを出し合っていく
多数の来場者は内川の魅力を「静かで落ち着いた雰囲気」と捉え、その雰囲気を創り出している要因の一つに「かわべに連なるまちなみ」を挙げています。このことから、内川の未来に向けて、まちなみの保存と若い世代への継承、景観をアップデートするモノ・コト・バショについてみんなでアイディアを出し合っていくことが大事であると考えました。
幅広いジャンルの飲食を楽しめる環境を提供し、散策に付加価値をつける
オープンカフェなど路上販売の形態は内川に似合う
来場者アンケートの結果から、「内川へ訪れたくなるために必要だと思うこと」として「幅広いジャンルの飲食を楽しめる」を選ぶ人がたくさんいました。美味しい食事は人を幸せな気分にしてくれ、さらにはどの年代の人々からも歓迎されます。このことから、ワンハンドで食べられるフードや店の中に入らなくても買える路上販売のドリンクやフード、かわべの景観を眺めながら食べることのできるオープンカフェなどは、内川の散策に付加価値をつけるモノになるだろうと考えました。
「社会を知り、人から学ぶ」ことを目的に取り組んだ地域連携学習。
発表が終わってから夏野市長は「内川が注目されるようになったのは、映画などのロケ地に選ばれるようになってからで、学生たちの着眼点はよかった」と、また、地域の方々からは「学生が内川について真剣に考えている態度を見て、自分たちも自治会同士協力して何かを始めていこうという気持ちになった」などのコメントをいただきました。地域連携活動を通して、学生たちは「一番大事なのは自分がどう行動するか」と感じ始めています。「かわべの会議」でのたくさんの出会いと学びは、社会へ巣立つ学生たちに大きな自信を与えてくれました。