【情報システム学科1年】射水市・企業の方にむけて『データマーケティング』公開授業
IT技術の発展により、マーケティング分野でもビッグデータが活用されるようになり『データマーケティング』に取り組む企業が増えています。
顧客の消費行動が複雑化かつ多様化している中、データを収集・分析して自社の商品の購入や、サービスの利用に結びつけるための『データマーケティング』の必要性が高くなっており、富山情報ビジネス専門学校でも情報系、ホテル・ブライダル、医療...等、全専攻で授業が行われています。
データマーケティングとは?
消費者の消費者行動から取得できるさまざまなデータを活用して、消費者に対してより最適化されたマーケティングを実施することをいいます。
一方で、『データマーケティング』の重要性はわかっていても、何をどうすればいいか?顧客のどのようなデータを収集・分析して、自社のサービスや商品の購買・利用につなげていけばいいのか???という企業の方もまだまだいらっしゃると思います。
そのような企業ニーズがある中、この度、当校では受講を希望された射水市役所・一般企業等の方々への『データマーケティング』の公開授業を行いました。
今日の授業は「ID-POSの活用(※1) 販売戦略におけるリピーターの把握と活用」です。
ID-POSデータから購入率とリピート率を求め、それをどのように販売戦略に活かしていくかを考える授業。ID-POSデータを加工し、グループ各々の販売戦略を発表しました。
※1 POS=Point-of-Salesの略でレジを通してどのような商品が、いつ、どれだけ、いくらで売れたのかという「商品を軸にしたデータ」。ID-POSとは、ポイントカード番号に紐づけられた顧客IDがついたPOSのことで「誰が、どのように買ったか」といった「人を軸にしたデータ」。性別・年代や過去の購買履歴なども参照・分析でき、より効果的な販促や顧客との継続的かつ安定的に利益を確保していくための経営戦略に活用できます。
デジタルマーケティング技術の発展によって、同業他社との顧客獲得競争は激しくなってる今日、富山情報ビジネス専門学校では「お客様の満足や喜び」を生み出す上で、専門的な知識・技能の習得は当然のことながら、この競争に勝つためには、お客様の要望をより早く認識し、顧客の囲い込みに有効な施策を立てることが重要であり、このような「つくり、つくりかえ、つくる」のビジネスの基本『データマーケティング』を習得します。
なお、現在、当校の学生にむけて開講している『データマーケティング』科目ですが、今後は社会人の方向けの講座としての開講を予定しております。